2014年01月22日

ポーランド旅行記「クラクフ編」C アウシュビッツ強制収容所

2013年12月27日(金)

この日は「アウシュビッツ強制収容所」へ。
こちらを訪れることが、今回の旅行最大の目的でした。

朝 8時 30分のオシフィエンチム行きの列車に乗車。
(運賃 19 PLN/2人 約760円  帰りも同じ金額でした)

列車に揺られて2時間。
10時20分頃、オシフィエンチム駅に到着です。

「地球の歩き方」には詳しい地図が載ってないので、
通りすがりの人に道を聞きながら歩いて行きました。

アウシュビッツ強制収容所周辺のオシフィエンチムの街は、静かな住宅地でした。

駅から20分ほど歩いたところで施設の建物が見えてきます。


アウシュビッツの見学は無料です。
ガイドをつけることもできます(有料)。
私たちは、インフォメーションで日本語の館内案内(10PLN 約400円)を購入し、
個人でまわりました。

収容所入り口ゲート「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」と書かれています。
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有刺鉄線で囲まれた敷地内。(奥に監視塔が建ってます)
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ガス室。焼却室。囚人が寝ていたベッド。トイレ。囚人のくつ。かばん。
銃殺刑を行った壁。人体実験を行っていた現場。絞首刑が行われていた場所……。
これらの場所に入ることができます。

そして…。もうひとつ…。
アウシュビッツから少し離れた場所に「ビルケナウ」という収容所があります。
こちらはアウシュビッツから1時間に1本無料のシャトルバスが出ています。(5分ほど乗車)
(歩いて行くと大変なので、アウシュビッツに着いたらバスの時間を把握しておくことをお勧めします)

ユダヤ人たちが列車で移送され、最初に降り立つ場所がこのビルケナウでした。
ここで男性、女性、老人、子ども、病人などにふりわけられて収容されていきました。

実際、囚人を連れてきた列車。
DSC00522.JPG

アウシュビッツより広大な敷地ですが、水源がなかったため、とても不衛生な場所だったようです。
水がないので、身体を洗うことも洗濯することもできなかったのだそう。
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有刺鉄線で囲われた中に沢山の建物が見えます。
広大な敷地の中には何棟もの囚人収容施設がありました。
実際これらの建物の中にも入ることができます。
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あの「アンネの日記」で有名なアンネもこのビルケナウに収容されました。
(アンネはその後ベルゲン・ベルゼン収容所(ドイツ)に送られ、病気にかかり命を落とします。)

私は21歳の夏、両親とオランダにあるアンネ一家が隠れ住んでいた家を訪れたことがあります。
この時…もう少し成長して、きちんと心の整理が出来る大人になったら、
「人類最大の殺人工場」アウシュビッツとビルケナウを訪れよう、と決めていました。

だけど歳を重ねても、あまりにも重い経験で、自分の中でまだ消化できていない状態です。

誰が作ったのか…。長い線路の先に、手をつないでいる親子のモニュメントが置かれていました。
DSC00538.JPG

アウシュビッツ、ビルケナウは人類が二度と過ちを起こさないように…との願いを込めて
1979年世界遺産に登録されています。




posted by ユウ at 08:00| ポーランド旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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